はじめに
QRコードの内容を元にkintoneのレコードを検索できるプラグインです。ブラウザ(kintoneの画面)上でカメラを起動するので、素早くQRコードを読み取れます。検索後の更新、テーブルのフィールドにも対応しています。

名称は「QRコード読み取り」としていますが、Aztec、Datamatrix、PDF417にも対応しています。そのため、以降は二次元バーコードと表記します。
動作の紹介
音声ありの動画です。ご注意ください。
音声を流せない場合は字幕ありでご覧ください。
プラグインの設定
二次元バーコードの内容の一部のみを利用してレコードを検索できます。検索方法は2種類あります。
- 文字数区切り
開始文字数と終了文字数を変更してください。二次元バーコードの内容すべてで検索する場合は初期値のまま利用してください。(開始文字数:0、終了文字数:空)
開始文字数と終了文字数の仕様はこちらをご確認ください。 - 特定の文字区切り
カンマなど区切る文字を入力してください。
以下の例では半角カンマ(,)で区切り、フィールド「商品ID」を分割した1つ目の内容で検索します。

条件を複数指定するとand条件として検索します。(フィールドAが◯◯かつフィールドBが■■)
検索結果が複数件の場合はフィールド「カテゴリー」とフィールド「保存場所」を参考にレコードを1件に絞り込みます。絞り込んだレコードのフィールド「在庫」を入力して更新します。

注意事項
読み取れる二次元バーコードのサイズはカメラの性能に依存します。また、読み取り精度は100%ではありません。実際に利用する端末でお試しをお願いします。
動作確認環境
- iOS 15.1のSafari、Google Chrome、kintoneモバイルアプリ
- Android 12のGoogle Chrome、kintoneモバイルアプリ
制限事項
- 読み取れる二次元バーコードの種類は以下のとおりです。
- QRコード
- Aztec
- Datamatrix
- PDF417
- 検索に利用できるフィールドは以下のとおりです。
- 文字列(1行)
- リッチエディター
- 文字列(複数行)
- 数値
- リンク
- 計算
- ラジオボタン
- ドロップダウン
- ステータス
- レコード選択時に表示できるフィールドは以下のとおりです。
- 文字列(1行)
- リッチエディター
- 文字列(複数行)
- 数値
- リンク
- 計算
- チェックボックス
- ラジオボタン
- ドロップダウン
- 複数選択
- 日付
- 時刻
- 日時
- ユーザー選択
- グループ選択
- 組織選択
- レコード番号
- 作成日時
- 作成者
- 更新日時
- 更新者
- ステータス
- 作業者
- カテゴリー
- 更新できるフィールドは以下のとおりです。
- 文字列(1行)
- リッチエディター
- 文字列(複数行)
- 数値
プラグインのダウンロード
こちらのホームページで販売しています。30日間のお試し期間があります。
お試し用QRコード
すぐに動作を試してみたい方はこちらのQRコードをご利用ください。(印刷しなくてもディスプレイから読み取れます)

このQRコードの内容は以下のとおりです。
金都運総研、情報システム部
このQRコードで読み取りを試す場合はアプリストアにある顧客リストを利用すれば必要なレコードも登録されているので便利です。

更新情報
- 2022/10/13 v11 リリース
選択肢フィールドの編集機能を追加(ラジオボタン、ドロップダウン、チェックボックス、複数選択)
要プラグイン再設定(フィールドや一覧の選択がリセットされます) - 2021/12/1 v10 リリース
iOS 15でカメラが起動しない場合がある不具合の修正
iOS kintoneモバイルの利用に対応 - 2021/3/24 v9 リリース
レコードの更新機能を追加
テーブルのフィールドに対応
Aztec、Datamatrix、PDF417 の読み込みに対応
分割例の表示機能を追加 - 2020/4/28 v8 リリース
軽微な不具合を修正 - 2020/2/24 v7 リリース
ルックアップフィールドに対応
テーブルのフィールドを選択できないように修正 - 2020/1/19 v6 リリース
カメラ起動時の負荷を低減 - 2019/12/8 v5 リリース
軽微な不具合を修正 - 2019/12/6 v4 リリース
軽微な不具合を修正 - 2019/11/14 v3 リリース
軽微な不具合を修正 - 2019/10/23 v2 リリース
軽微な不具合を修正 - 2019/10/2 v1 リリース
QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。